1年の区切りの日となりました。1年間子どもたちの様子を振り返ってみると、竹の山小学校という竹は、いい伸びをしてきたと感じています。その中の3つの竹について伝えます。
〔1つ目の竹〕
竹の山小学校には、1年の間、大きな行事がない時期に、必ずというぐらいに、高学年の子どもたちが計画するさまざまな楽しい活動がありました。3学期でいうと、長縄大会、TNY歌謡祭、元気アップウィークなどです。たとえ休み時間の自由参加の活動であっても、小さな学年も大きな学年も、男の子も女の子もたくさんの人が進んで参加し、みんなで活動を楽しもうという空気が竹の山小にあふれていました。その様子は、「なかよし」「なかま」を強く感じるものであり、「もっと つながる」という竹がしっかり伸びていると感じました。
〔2つ目の竹〕
子どもたちが力を合わせてがんばれることは、お楽しみの活動だけではありませんでした。せいけつチェック、モーモーキャンペーン、ピカピカ週間、給食の食べ残しを減らす、読書週間、募金活動、はなはなキャンペーンなど、なぜその取組をするのかという理由を理解して、全校の子どもたちが協力する意識を高めていました。そして、その取組は、しっかり結果につながっていました。特に2学期から続けてきた「つながる あいさつ」は、ついに、2月・3月は全学級クレアを達成し、一人一人のがんばりが、学校全体のがんばりになった表れでした。自分たちの生活をよりよくする・・・自分たちの生活を考える竹がしっかり伸びていると感じました。
〔3つ目の竹〕
毎日の生活の中で、先生方から教えていただいたこと、「こうするといいよ」とアドバイスをいただいたこと、ときには注意をされたことを、きちんと受け止めて、「気を付けよう」「がんばってやろう」とする素直な心をもっている子が、たくさんいると感じました。素直な心がたくさんあるからこそ、竹の山小の竹は、まっすぐ伸びていくことができると思いました。3つ目の竹は、まっすぐ伸びる竹です。
この3つの竹の伸びからも、1年間の子どもたちのがんばりや育ちを強く感じます。また、こんなにいい伸びをしている竹があるからこそ、学校には、いつも前に上に向かう力・・・生き生きとした活気がありました。これは、竹の山小学校が自慢できるすばらしいところだ思いました。こんな気持ちで1年が終われることが、とても嬉しいです。本当にみんなよくがんばりました。
1年間、本校の教育活動にご理解とご協力をいただきましたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。